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社会調査協会 機関誌
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社会と調査 第15号 2015年9月
特集 パネル調査の発展と課題
巻頭言
- 調査における統計手法
特集 パネル調査の発展と課題
- 論文1. パネル調査特集にあたって
- 論文2. パネルデータ特有の問題とその解決および政策評価
——パネルデータのサンプル脱落への対応および政策効果の検証方法に注目して - 論文3. 厚生労働省縦断調査について
- 論文4. 犯罪被害の研究における縦断デザイン
- 論文5. 教育意識の個人間の差異と個人内の変化
——「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」(JLPS)データを用いた分析 - 論文6. 質的パネル調査からみる在日朝鮮人の生活史
Refereed Paper
- 量的調査のブラックボックス
- 日本人の意見の多様性
——1980年以前の国際共同世論調査データの二次分析
Research Report
- 研究者と自治体の共同調査の実践と工夫
——鳥取県日南町と南部町の事例から - 新生活保護法改正直後における失業世帯の転落と救貧
——「貧困層の形成調査」の二次分析から
調査の現場から
- 国勢調査の事前準備
——統計調査をいかに成功させるか
調査実習の事例報告
- 高品質な郵送調査の実践をめざして
——高槻市と連携した関西大学総合情報学部の社会調査実習 - 学校評価と調査実習のコラボレーション
——東京大学教育学部比較教育社会学コース「教育社会学調査実習」の新たな試み
働く社会調査士
- 準備過程の充実を図る
- 社会調査と「今」の私
——仕事と就職活動を振り返って
私の3冊
- 教育機会の格差研究
著者が語る社会調査テキスト
- 西平重喜『統計調査法』
Commentary
- 傾向スコアを用いた調査研究からの因果効果の推定について
Column 調査の達人
- マックス・ヴェーバー
- 尾高邦雄
Column 世界の調査/日本の調査
- 世代とジェンダー調査(GGS: Generations and Gender Survey)
——世界編 - 世代とジェンダー調査(GGS: Generations and Gender Survey)
——日本編
Column 社会調査のあれこれ
- フィールドワーカーという運命
- 固定観念を崩す映画の効用
書評
- 樋口耕一著『社会調査のための計量テキスト分析』
- 森田 果著『実証分析入門』
- 徳野貞雄・柏尾珠紀著『T型集落点検とライフヒストリーでみえる家族・集落・女性の底力』
- 三部倫子著『カムアウトする親子』
社会と調査 第14号 2015年3月
特集 貧困と社会的排除
巻頭言
- 学術的社会調査研究に知的な発見の喜びを
特集 貧困と社会的排除
- 論文1. 貧困と社会的排除に関わる調査研究の課題
- 論文2. 貧困と社会的排除の測定
- 論文3. 社会的排除をもたらす「不利」の連鎖
- 論文4. ひとり親世帯に関する統計調査
- 論文5. 実践「埋め込まれ型」社会調査の隘路
——米国ソーシャルワーク形成史からの教訓
小特集:世界社会学会議横浜大会
- 序 社会調査の国際動向──小特集に寄せて
- 1. RC04 Sociology of Education
——国によって異なる教育制度を共通の基盤で議論できる社会調査データの重要性 - 2. RC05 Racism, Nationalism and Ethnic Relations
——ISAから学んだ民族関係研究における量的調査の今後 - 3. RC06 Family Research
——大規模パネルmulti-actor国際連携調査時代の到来 - 4. RC21 Urban and Regional Development
——グローバル・アーバニゼーションの下での都市・地域研究の方法 - 5. RC24 Environment and Society
——東アジアからの新たな方法論の提起 - 6. RC33 Logic and Methodology in Sociology
——社会学方法論の最前線に触れて - 7. RC45 Rational Choice
——どのようなエビデンスをもちいるのか - 8. RC51 Sociocybernetics
——ソーシャル・メディアの研究法を求めて - 9. RC54 The Body in the Social Sciences
——身体(化)ならではの実証研究とは?
Research Report
- 自治体との共同による大規模社会調査
——JAGES2013年度調査の概要と工夫
調査の現場から
- NHK国民生活時間調査について
——社会の変化と時系列調査の維持
調査実習の事例報告
- ナショナリズムの社会的文脈
——上智大学社会学科の社会調査演習 - 近郊山村・東京都檜原村の社会と住民生活に関する調査研究
——常磐大学人間科学部現代社会学科の社会調査実習
働く社会調査士
- よりよい教育施策の実現のために
- CAPIが導く社会調査の新時代
Commentary
- 分位点回帰について
——理論と応用
Column 調査の達人
- ジェームス・コールマン
- 山村賢明
Column 世界の調査/日本の調査
- British Household Panel Survey(BHPS)
——BHPSからUKHLSへ - 東大社研パネル調査プロジェクト「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」(Japanese Life Course Panel Surveys)
Column 社会調査のあれこれ
- ‘ちから’技
- 「日本人の読み書き能力調査」をめぐって
私の3冊
- 綜合社会学の社会調査と汽車の中の7時間
著者が語る社会調査テキスト
- 原 純輔・海野道郎『社会調査演習』
書評
- 武田尚子著『20世紀イギリス都市労働者と生活』
- 樋口直人著『日本型排外主義』
- 松田美佐・土橋臣吾・辻 泉著『ケータイの2000年代』
- 吉野諒三・林 文・山岡和枝著『国際比較データの解析』
- 佐藤朋彦著『数字を追うな 統計を読め』
平成26年度・社会調査協会賞 受賞の言葉
第14号の先頭に戻る社会と調査 第13号 2014年9月
特集 選挙調査の最前線
巻頭言
- 面接調査の経験
特集 選挙調査の最前線
- 論文1. 選挙調査特集にあたって
- 論文2. 選挙予測と世論調査
——2012年衆院選,13年参院選を振り返って - 論文3. 選挙情勢調査の現状と課題
——2012年衆院選,13年参院選の事例から - 論文4. 選挙情勢調査における調査現場での取り組み
- 論文5. 出口調査の現状と課題
——2012年衆院選,13年参院選から考察する - 論文6. 出口調査の運用法
Refereed Paper
- 新聞の論調は読者の態度に影響するか
——原発問題を事例として
調査の現場から
- 内閣府政府広報室世論調査の概要と課題
調査実習の事例報告
- 「都市のコミュニティ形成・まちづくりと担い手」を調査する
——2012年度首都大学東京都市教養学部「社会学演習」の調査実習報告 - 自他の経験的研究としてのライフストーリー・インタビュー
——立教大学社会学部社会学科桜井ゼミの実践
働く社会調査士
- 社会調査から営業マンへ
- 行政と社会調査
私の3冊
- 社会階層研究への目覚めと格闘
Commentary
- 標本抽出台長の電子化と調査の際の具体的注意点
Column 調査の達人
- ロバート・リンド
──マルチ・メソッド調査の先駆者 - 磯村英一
Column 世界の調査/日本の調査
- ISSP(国際社会調査プログラム)
──「環境」調査より - 東アジア諸国の環境意識国際調査
Column 社会調査のあれこれ
- 出会いとしての社会調査
- パネル調査の対象者追跡について
書評
- 細谷 昂著『家と村の社会学』
- 細谷 昂著『家と村の社会学』
- 田中愛治監修,日野愛朗・田中愛治編『世論調査の新しい地平』
社会と調査 第12号 2014年3月
特集 社会調査とデータの利用をめぐる研究倫理の動向
巻頭言
- 調査の倫理
特集 社会調査とデータの利用をめぐる研究倫理の動向
- 論文1. 研究規制政策のなかの社会調査
──「研究者の自治」から「行政指導」へ? - 論文2. 社会調査と利益相反問題
- 論文3. 心理学における研究倫理の動向
- 論文4. 「先住民の知的財産問題」と文化人類学との関わり
- 論文5. 欧米諸国におけるリモート方式による公的統計データの二次的利用
──利用者の倫理に依存しない提供手段
Refereed Paper
- 予備調査としてのインターネット調査の可能性
——変数間の関連に注目して
Research Report
- 女性の新卒看護師の看護技術等と学歴との関係についての事例研究
——看護職養成の大学化に注目して - 人文科学系の卒業論文と学生の成長感
——学習院大学文学部における事例研究
調査の現場から
- ビッグデータとパーソナルデータとマーケティング
調査実習の事例報告
- 立教大学社会学部の社会調査実習
——2011年度「多様化する価値観と生活意識に関する調査」の事例 - 多重債務経験者等の生活問題に関する調査研究
——福岡県立大学人間社会学部公共社会学科の社会調査実習 - 炭鉱の声を聞く
——炭鉱の声を聞く
働く社会調査士
- 課題探しを繰り返す
- 「調査への情熱」を伝えたい
Commentary
- 大規模ソーシャル・ネットワークはどのように成長したか?
──Twitterネットワークの収集から解析まで
Column 調査の達人
- 竹内利美
- 費 孝通
Column 世界の調査/日本の調査
- National Education Longitudinal Study(NELS88)
- 青少年期から成人期への移行についての追跡的研究 Japan Education Longitudinal Study (JELS)
Column 社会調査のあれこれ
- 原爆被害者調査のアクチュアリティをみつめて
- 被爆者調査の再読
書評
- 西内 啓著『統計学が最強の学問である』
- 広田照幸・古賀正義・伊藤茂樹編『現代日本の少年院教育』
- 山田剛史・井上俊哉編『メタ分析入門』
- ロイック・ヴァカン著『ボディ&ソウル』
- 杉山明子編著,朝倉真粧美・氏家豊・小野寺典子・河野 啓・森本栄一著『社会調査の基本』
社会と調査 第11号 2013年9月
特集 量と質を架橋する──混合研究法(mixed methods research)の可能性
廃版
巻頭言
- 職業自動コーディング
特集 量と質を架橋する──混合研究法(mixed methods research)の可能性
- 論文1. 混合研究法の基本的理解と現状評価
- 論文2. 混合研究法の国際的動向
- 論文3. 都市・地域社会調査におけるマルチメソッド・アプローチの展開
——数字と言葉と映像の“混合”をいかにはかるのか? - 論文4. 「量」と「質」から探る高校生の進路選択
——混合研究法の学校調査への応用 - 論文5. EMBの視点からミックスドメソッドを考える
小特集 フィールドワークにおける倫理問題
- 1. フィールドワークにおける葛藤
- 2. 調査倫理の一歩目
──調査する側とされる側の関係から考える - 3. 支援現場における調査と調査倫理
Refereed Paper
- 環境保護意識・健康維持意識の規定要因の時代変化
- 統合失調症者の回復過程とその分岐点における居場所
——Atlas. tiを利用したグラウンデッド・セオリー・アプローチによる試み
Research Report
- 「大阪府民の政治・市民参加と選挙に関する社会調査」の概要と基礎的分析
- 「社会階層と健康」への学際的アプローチ
- SSPプロジェクト
——総格差社会日本を読み解く調査科学
調査の現場から
- ネット調査の現状と新しい手法
調査実習の事例報告
- 〈震災と原発〉を沖縄で/沖縄から社会学的に調査する
——〈震災と原発〉を沖縄で/沖縄から社会学的に調査する - 職人をフィールドワークする
——弘前大学大文学部社会調査実習の実践
働く社会調査士
- この国に必要な教育施策のあり方を考えるために
- 調査を使って社会や組織を動かす
Commentary
- 岐路に立つ日本の討論型世論調査
Column 調査の達人
- ルイス・ワース
- 鈴木 広
──コミュニティ研究にみる綜合社会学の精神
Column 世界の調査/日本の調査
- Youth Cohort Study (YCS)
——長期化,不安定化,個人化する若者の仕事への移行プロセスの捕捉 - 若者の教育とキャリア形成に関する調査
——学校から什事への移行プロセス
Column 社会調査のあれこれ
- たんに,もっともすればよいのに,と
- 発音についての意識調査
──「聞き取りアンケート調査」という方法
書評
- C. ノウルズ・P. スウィートマン編『ビジュアル調査法と社会学的想像力』
- 安藤由美・鈴木規之編著『沖縄の社会構造と意識』
第11号の先頭に戻る
社会と調査 第10号 2013年3月
特集 ネットワーク調査の問題と展開可能性
巻頭言
- 社会調査の幅と奥行き
特集 ネットワーク調査の問題と展開可能性
- 基調論文 社会ネットワーク調査から見えるもの,調査法上の問題点,そして展開可能性
- 座談会「ネットワーク調査の問題と展開可能性」
- 論文1. 地域通貨取引のネットワーク分析
- 論文2. 育児ネットワークに関する調査
- 論文3. 健康格差とネットワークをめぐる研究上の諸問題とその克服
──大規模社会疫学調査研究の経験を踏まえて - 論文4. ウェブを用いた社会ネットワークの取得
Research Report
- 災害調査と東日本大震災
- ポスト3.11の反原発デモ参加者調査
- 被災地における郵送調査の実施過程
──岩手県大船渡市での取り組み - 日本におけるヒアリング・ヴォイシズ運動の動員構造についての社会学的考察
──量的誹査と質的調査の組み合わせによる発見
調査の現場から
- 国民の意識の変化の的確な把握に向けて
——内閣府の世論調査から
調査実習の事例報告
- 限界寺院からソーシャル・キャピタルの寺院へ
——北海道大学文学部社会システム科学講座の調査実習 - 結婚成立の過程と要因の研究のための意識調査
——広島大学総合科学部の社会調査実習の報告
働く社会調査士
- “社会調査的視点”を胸に
──社会調査士から得たもの - 児童福祉の現場と社会調査士の力
Commentary
- 郵送調査で高回収率を得るための工夫
Column 調査の達人
- ロナルド・ドーア
──『都市の日本人』と『イギリスの工場・日本の工場』 - 有賀喜左衛門
Column 世界の調査/日本の調査
- 台湾社会変遷基本調査(TSCS)
- 学生宗教意識調査
Column 社会調査のあれこれ
- 釜石調査の40年
- 調査地でのセクシュアル・ハラスメント
書評
- 佐藤嘉倫・尾嶋史章編『現代の階層社会1 格差と多様性』
- 石田 浩・近藤博之・中尾啓子編『現代の階層社会2 階層と移動の構造』
- 斎藤友里子・三隅一人編『現代の階層社会3 流動化のなかの社会意識』
- 大久保街亜・岡田謙介著『伝えるための心理統計』
社会と調査 第9号 2012年9月
特集 数量化理論の現在
巻頭言
- 数量化理論の形成
特集 数量化理論の現在
- 論文1. 数量化理論の形成
- 論文2. 数量化の発想と考え方:調査者としての語りから
- 論文3. 数量化理論による分析方法の利用の視点から
- 論文4. 数量化理論と社会調査,そしてこれから
- 論文5. 言語研究と数量化理論
——国立国語研究所の鶴岡言語調査 - 論文6. 数量化Ⅲ類と多重対応分析
Research Report
- 教職の変容と展望に関する教育社会学的研究
——成果主義の影響と専門職の可能性 - 「沖縄的なるもの」の現在
——昆介研究法の一試み
調査の現場から
- 面接調査における回収率向上のための一考察
——対象者アンケート,調査員アンケートの結果から
調査実習の事例報告
- 都市マイノリティ調査の伝統
——大阪市立大学文学部社会学コースの社会学実習 - 大妻女子大学における社会調査演習の実践
——2クラス合同調査の試み
働く社会調査士
- 学生時代にじっくり調査に取り組むことで学んだデータとの向き合い方
- パネル調査の実施に携わって
Commentary
- マルチレベル分析を有効活用するには
Column 調査の達人
- O. D. ダンカン
──データ解析法の革新者
Column 世界の調査/日本の調査
- American National Election Studios
- JES調査(JES I・JES II・JES III・JES IV)
——日本人の選挙行動
Column 社会調査のあれこれ
- 「パスワード」としてのエスノグラフィー
- 活きた調査実習
書評
- 佐藤健二著『社会調査史のリテラシー』
社会と調査 第8号 2012年3月
特集 データ・アーカイブと二次分析の最前線
巻頭言
- 社会調査における「精度」
特集 データ・アーカイブと二次分析の最前線
- 論文1. 社会科学のためのインフラストラクチャーの基盤としてのサーチ・データ・センター
- 論文2. 社会科学はデータ・アーカイブに何を求めているか
- 論文3. 立教大学データ・アーカイブRUDAの始動
- 論文4. イギリスにおける 質的調査データのアーカイブと二次分析
- 論文5. 市民的アクティビスムの組織的基盤を探る
——ミニコミ アーカイブズの効用 - 論文6. 地域の映像をアーカイビングする
- 論文7. ビジュアルデータ アーカイブズを用いた二次分析の可能性
——テレビ番組CMアーカイブを中心に
Research Report
- 日伯間の移民制度の変容とコミュニティ
- 全国規模の家族調査による縦断データの構築
調査実習の事例報告
- 東京大学教育学部比較教育社会学コースの「教育社会学調査実習」
——「神奈川県公立中学校の生徒と保護者の生活と意識に関する調査」(2009年度)を例として - なぜ人は熊野をめざすのか:古道を耕す人,熊野につながる人
──中京大学現代社会学部現代社会学科の社会調査の実例
働く社会調査士
- 初心を忘れず
- インターネット調査とリサーチ・リテラシー
Commentary
- 質問紙調査における自由回答の分析
——KH Coderによる計量テキスト分析の手順と実際
Column 調査の達人
- アレックス・インケルス
- 辻村 明
Column 世界の調査/日本の調査
- ヨーロッパ統一生活時間調査
——生活時間の国際比較 - NHK国民生活時間調査
Column 社会調査のあれこれ
- 「データ蘇生学」入門
- 生駒宗教調査の80年
書評
- 林 知己夫著『調査の科学』
- 宮内 洋・好井裕明編『〈当事者〉をめぐる社会学』
社会と調査 第7号 2011年9月
特集 国際比較調査の困難性と可能性
廃版
巻頭言
- 社会学の名に値する自殺研究を待望する
特集 国際比較調査の困難性と可能性
- 論文1. 文化の多様体解析
——「国際比較可能性」の追究 - 論文2. 社会階層 社会移動調査をめぐる国際比較の困難性と可能性
——2005年SSM調査の経験から - 論文3. East Asian Social Surveyを通してみた国際比較調査の困難と課題
- 論文4. 政治的関心のモジュール性と政治文化
——ISSP国際社会調査プログラムの2次分析の試み - 論文5. 海外BRICs新移民に関わる国際比較調査研究
- 論文6. 東アジアにおける宗教文化変容の比較研究
- 論文7. 比較教育フィールドワークの困難性と可能性
Refereed Paper
- 世論調査における調査方法の併用
Research Report
- 「水田稲作における労働と意識」調査
- 日欧卒業生調査からみる大学教育と学習者との適合性
——その法則性と文脈性
調査の現場から
- 郵送調査の回収率の決め手とその優位性
調査実習の事例報告
- 富山市を舞台とした人文地理学での社会調査数育
- 新潟水俣病者の生活世界を描く
——新潟大学人文学部社会調査実習報告
働く社会調査士
- 社会調査士資格のための学びを実務に生かす
- 社会調査と心理学的「調査」
Column 調査の達人
- 戸田貞三
- T. ハレーブン
Column 世界の調査/日本の調査
- Panel Study of lncome Dynamics(PSID)
——40年を超える継続の歴史 - 消費生活に関するパネル調査
Column 調査のあれこれ
- 子どもの遊び調査をめぐって
書評
- 平松 闊・鵜飼孝造・宮垣 元・星 教士著『社会ネットワークのリサーチ・メソッド』
- 谷 富夫・芦田徹郎編『よくわかる質的社会調査技法編』/谷 富夫・山本 努編『よくわかる質的社会調査プロセス編』
社会と調査 第6号 2011年3月
特集 福祉と医療をめぐる現場学
廃版
巻頭言
- これからの社会調査を考える
特集 福祉と医療をめぐる現場学
- 論文1. 分析結果を公表することの困難
- 論文2. はたらきながらしらべる
- 論文3. 医療・福祉のフィールドワークに関するいくつかの留意点
- 論文4. 調査が困難なフィールドといかに向き合うか
- 論文5. 北九州市でのホームレス調査
- 論文6. 過疎地域における社会福祉調査の課題
- 論文7. 調査研究における公表の了解について
Refereed Paper
- 政治的争点に関する世論調査とそれにまつわる問題
——選択的夫婦別姓を事例として
調査の現場から
- 選挙出口調査の方法と精度か
調査実習の事例報告
- 東京の地方出身者を調査する
——東洋大学社会学部社会学科イブニングコースでの調査実習 - 「老舗ブランド」を支える基礎教育
働く社会調査士
- 社会とかかわる魅力
- アンケートでもとって
Commentary
- 社会調査教育に役立つデータ・アーカイブ
——SRDQ(質問紙法にもとづく社会調査データベース)によるテキスト
Column 調査の達人
- 林 知己夫
——透徹した哲学と調査への愛着 - ルイ・ガットマン
Column 世界の調査/日本の調査
- アジア・バロメーター
——その意欲的な調査がめざしてきたもの - 国民生活選好度度調査
Column 社会調査のあれこれ
- ジェンダー統計の主流化をめざす動き
- 「常識」による推論
——シカゴ学派は古いのか
書評
- 西川麦子著『フィールドワーク探求術』/工藤保則・寺岡伸悟・宮垣 元編『質的調査の方法』
- 牧野カツコ・渡辺秀樹・船橋恵子・中野洋恵編『国際比較にみる世界の家族と子育て』
社会と調査 第5号 2010年9月
特集 回収率を考える
廃版
巻頭言
- 牽引役としての「社会調査」
特集 回収率を考える
- 基調論文1 社会調査の回収率の変化
- 基調論文2 拒否増加にいかに対応するか
- 座談会「回収率を考える」
- 座談会「回収率を考える」の経緯
Research Report
- 「中国残留孤児」に関する朝日新聞記事分析
——インタビュー調査と対比して
調査実習の事例報告
- 聖心女子大学の「体育会系」社会調査実習
- 保育施設利用者への質問紙調査による社会調査
——大正大学人間学部人間科学科の実践 - 福岡県福智町における地域防災と地域防犯に関する調査研究
——福岡県立大学の事例報告
調査の現場から
- 新聞社の世論調査の課題
——読売新聞を例に
働く社会調査士
- データの大切さ
- 社会調査と社会福祉(学)
Commentary
- 統計解析環境R言語の紹介
Column 調査の達人
- 鈴木栄太郎
- ウィリアム・トマスとフローリアン・ズナニエツキ:真のコラボレーション!?
——『ヨーロッパとアメリカにおけるポーランド農民』の若者たち
Column 世界の調査/日本の調査
- The General Social Survey (GSS)
——NORCに育まれて38年 - 日本人の国民性調査
Column 社会調査のあれこれ
- 協同組合の社会調査からみえてきた新しいコミュニティ
- わたしの聴き取り調査法
書評
- 西平重喜著『世論をさがし求めて』
- 斎藤嘉孝著『社会福祉調査』
社会と調査 第4号 2010年3月
特集 外国人をめぐる調査
巻頭言
- 新政権の「事業仕分け」とEvidence-based policy
特集 外国人をめぐる調査
- 論文1. 日系ブラジル人の定住化と調査の課題
- 論文2. 都市地域社会とアジア系移住者調査
——池袋・新宿調査からの20年 - 論文3. これは何のための調査なのか
——西尾市外国籍住民調査で問われ続けてきたこと - 論文4. 在日フィリピン人介護者調査
- 論文5. 外国人の子どもの就学状況に関する研究
- 論文6. 国籍取得をめぐる在日コリアンへの調査研究
小特集 社会調査教育のありかたをめぐって
- 1. 社会学と社会調査教育
——日本社会学会シンポジウムより - 2. 何のための社会調査教育か
——社会学の観点から
Refereed Paper
- 長期パネル調査を用いたパーソナリティの安定性についての日米比較分析
——コーンとスクーラーの研究との比較
働く社会調査士
- 異なる分野でも生かせる社会調査の経験
- 仕事の「現場」を伝えたい!
——フィールドワーカーの視点に学ぶ
Column 調査の達人
- 福武 直
- ただ一篇の社会学的モノグラフから
Column 世界の調査/日本の調査
- ヨーロッパ価値観調査
——価値観の収斂(convergence)と拡散(divergence)を探る - NHK放送文化研究所「日本人の意識調査」
——基底的意識を長期的展望にたって把握
Column 社会調査のあれこれ
- 調査日録からの3つの断片
- 官庁統計のデジタル化
書評
- 藤見純子・西野理子編『現代日本人の家族』
- L. リチャーズ著『質的データの取り扱い』
- 海野道郎・片瀬一男編『〈失われた時代〉の高校生の意識』/友枝敏雄編『現代の高校生は何を考えているか』
社会と調査 第3号 2009年9月
小特集1 世論調査の現場から 小特集2 質的調査研究の“質”を問い直す
廃版
巻頭言
- 社会調査協会の新しい責務
トピック
- 日本初の社会調査学科が誕生する
小特集1 世論調査の現場から
- 論文1. 日本の社会調査の特殊性
- 論文2. 世論調査の最近の動向
- 論文3. 調査方法の変更について
- 論文4. マスコミの電話世論調査
——調査手法の変遷とその成果
小特集2 質的調査研究の“質”を問い直す
- 論文1. いま,あらためて“声”と向きあう
- 論文2. エスノメソドロジー研究のパフォーマンス
——質的調査研究の臨床性およびエスノメソドロジーの演劇的異化 - 論文3. 言説分析は,社会調査の手法たりえるか
Refereed Paper
- 量的調査のブラックボックス
- 日本人の意見の多様性
——1980年以前の国際共同世論調査データの二次分析
Research Report
- 森林-農地-水系に関する関心事調査
Invited Article
- 調査会社の抱える課題
——安藤奈々恵
調査実習の事例報告
- 地域とのつながりを意識した社会調査教育の試み
——同志社夫学社会学部社会学科での社会調査実習の一例 - 社会調査実習における躊躇と堕落
——東洋大学社会学部での私の経験から - 自治体との連携のもとでの調査実習
——安曇野調査実習2005~2007 - 沖縄国際大学アジア文化基礎演習の教育実践と社会貢献活動
- 若者が若者を語るとき
——千葉大学における社会調査実習 - 個人関心テーマによる社会調査実習
——文教大学情報学部広報学科の事例
働く社会調査士
- 広告も,社会調査も,仮説が大事でした
- イチローも気にする視聴率というもの
Column 調査の達人
- 安田三郎
- P. F. ラザースフェルト
——理論と調査との交流
Column 世界の調査/日本の調査
- OECD生徒の学習到達度調査(PISA)
——読解力を中心分野とする2009年本調査を実施 - 常磐炭砿閉山離職者のライフコース調査
——強制的キャリアの中断は何をもたらしたのか
Column 社会調査のあれこれ
- 新しいデータ群の発掘と新しい分析手法の開発
- 東京教育大学社会学教室での調査実習
書評
- 荒井克弘・倉元直樹編『全国学力調査 日米比較研究』
- 北澤 毅・古賀正義編『質的調査法を学ぶ人のために』
社会と調査 第2号 2009年3月
特集 調査のフィールドとしての学校
廃盤
巻頭言
- 質の高い社会調査を
トピック
- 一般社団法人社会調査協会の設立に寄せて
特集 調査のフィールドとしての学校
- 論文1. 「学力問題」に切り込む
- 論文2. 調査フィールドとしての学校
——アクセスの困難さとアクションリサーチヘの期待 - 論文3. 親子調査における親欠票の原因
——仙台高校生調査データを用いた分析 - 論文4. 学校通しによる質問紙調査の可能性と限界
- 論文5. 社会調査としての学力テスト
——メインNAEPに採用されている社会調査技法について
Refereed Paper
- 社会調査における実査体制と回収率
——Gomi調査の経験から - 質問の測定可能性の検証とその蓄積の重要性
——回顧法を用いて家族構成の変化を測定する試みを事例として
Research Report
- 長期追跡パネル調査における継続・脱落の要因分析
Invited Article
- 民放局における社会調査の実態と課題について(TBSテレビのケース)
調査実習の事例報告
- 社会学教育を変えた調査実習
——専修大学社会学専攻の試み - 地方私立大学における社会調査実習の教育実践と課題
——いわき明星大学現代社会学科の事例より
働く社会調査士
- 人や組織の意志決定に役立つ情報を提供する仕事
- 質的調査のフィールド&ワールド
Column 調査の達人
- 柳田国男
- シカゴ学派の社会学者:ポール・G. クレッシー
Column 世界の調査/日本の調査
- E. ポット『都市家族夫婦役割と社会的ネットワーク』(1955年)
——ねばり強い事例分析がもたらした発想の転換 - NFRJ(全国家族調査):現代日本の家族の実態をあきらかにする
Column 社会調査のあれこれ
- 回答者の安全に対する配慮の必要な調査例
——WHO「女性の健康とドメスティックバイオレンスに関する国際比較調査」(2000年日本調査)紹介 - 理論が眠ればデータも眠る
——省庁統計調査再集計の経験から
書評
- 菅原和事編『フィールドワークへの挑戦』/武田 丈・亀井伸孝編『アクション別フィールドワーク入門』
- J. マクラウド著『ぼくにだってできるさ』
- 谷岡一郎・仁田道夫・岩井紀子編『日本人の意識と行動』
社会と調査 創刊号 2008年9月
特集 厳しい状況下における社会調査
巻頭言
- 社会調査「専門家」の結集の場に
- 新しい社会調査教育を目指して
特集 厳しい状況下における社会調査
- 論文1. 社会調査にとって本当の課題はなにか
- 論文2. 「世論調査」の問題状況と社会調査士制度
- 論文3. 調査倫理と住民基本台帳閲覧問題
- 論文4. 継続調査の課題と将来
——「日本人の国民性」と「意識の国際比較調査」研究からの知見 - 論文5. 教育政策に果たす調査の役割と社会調査士
- 論文6. 大学における調査教育の課題と意義
——「リサーチ・リテラシー教育」としての可能性
Refereed Paper
- 生活感覚のフィールドワーク
——岐阜県郡上市八幡町の事例研究から - 少年院在院者の発達的問題性と自尊感情・攻撃性との関連
Research Report
- 質問文のワーディングおよび選択肢の違いがもたらす回答効果の検討
- 社会調査の受動的側面とその可能性
——フィールドワークの記述から - 個人情報保護に対応する社会調査の技法
——全国自治体調査から
Invited Article
- 社会調査の課題
——世論調査の現場から
調査実習の事例報告
- 社会調査実習(G科目)の教育効果と課題
- 東海地区第1回「社会調査インターカレッジ発表会」
働く社会調査士
- 雑誌づくりに生かす社会調査「力」
- 高等学校での調査教育の実践
Column 調査の達人
- チャールス・ブース
——情熱と冷静の間で - 横山源之助の「近代の視線」
Column 世界の調査/日本の調査
- JGSS(日本版総合的社会調査)
——開始から10年を経て - 東アジアの社会調査と2005年SSM国際比較調査
Column 社会調査のあれこれ
- 臨床社会学と社会調査
- 見えざる間違いに眼を向けよう
——隠れたエラーをあぶりだせ
書評
- 太郎丸 博編『フリーターとニートの社会学』
- 苅谷剛彦・志水宏吉編『学力の社会学』
- 木村和世『路地裏の社会史』