オムロン文化フォーラム
発行者・オムロン株式会社/協力・NHK京都文化センター/制作・京都通信社/新書判 本文40ページ
「オムロン京都文化フォーラム」は、オムロン株式会社が、企業の社会貢献活動の一環として一般市民を対象に開催している公開講演会で、毎月1回開催している。このシリーズは、主にオムロン株式会社の中堅社員の教育的な目的で制作されており、在庫などはない。聴講に関するお問合せは、075-254-8701まで。京都通信社が録音起稿から編集、印刷まで一貫して受注。
/で区切って記載しているのは小見出し
No89 『あなたはどう備えますか?地震と洪水に!』 河田惠昭
地震の脅威から逃げきれない日本/京都・奈良が抱える活断層という問題児/被害を左右する条件と環境/失敗からなにを学び、どんな態勢を用意するか/災害に備える─危機管理の心得と対策/水害の対処に欠かせない事前のシナリオ/ポイントはやはり情報の蓄積と共有/高齢者、要援護者への対応策は欠かせない/いざというとき慌てないために
No.88 『援助ではなく自立支援を』 小野了代
お金は出しても手伝ってはくれない日本人/養鶏と機織りで難民キャンプの自立を支援する/「援助乞食」と「援助貴族」の世界/アフリカの農民にハイブリッドの種を贈る矛盾/地域にふさわしい持続可能な農業をめざして/敗戦から立ち直った日本の経験を還元しませんか/受けた恩恵を次の世代に返す人間としての行為/10%未満の人が80%強の富を所有する地球/原種のオリーブを有機農法で育てるプロジェクト/途上国は可能性豊かなネクスト・マーケット
No.87 『森を育てる』 C・W・ニコル
武道の国ニッポンでの感動と不思議体験/故郷とも北極圏とも違う日本の自然/自然に溶け込んで生きる「トトロの国」の住人たち/自然を破壊する人びとは、国をも滅ぼす/破壊から得た教訓と再生への挑戦/日本人がなぜ、こんなバカなことをするのか!/サケやイワナが遡上する川と森に復元したウェールズ/黒姫の山裾を里山・原生林に戻す国際プロジェクト/植物は花を、花は虫を、虫は鳥を、鳥は種を増やす/10年後、20年後の日本をどんな国にしたい?
No.86 『私が出会った挑戦者たち』 国井雅比古
画期的プロジェクトを紹介するNHKの革命的番組/夢中になるって、すばらしい/仲間という部下を思う心が結んだ青函トンネル/なにが人の心を突き動かすのか/瀬戸大橋をつくるより難しい人生がある/技術屋に不可能という言葉はありません/日本の文化と日本的精神が支えるものづくり
2004年12月5日
No.85 『自分を生かそう』 堀田力
長い人生はなんのためにあるの?/自らの命を大切にして生きること自体が目的/「歳をとるっていいな」と思わせる義務と権利/人生を楽しめない夫婦の老後とその行方/ボランティア活動に参加してみませんか/あなたの能力を引き出す「地域通貨」/「自我のスルメ」のご主人を蘇らせる内緒の話
2004年6月21日
No.84 『勝つリーダー・負けるリーダー』 二宮清純
智恵と技術革新で道を拓いたサムライ野茂/信念を貫くイチローと異才を認める仰木監督/新庄の才能を目覚めさせた野村監督の深慮遠謀/サッカー界を牽引するキャプテン川淵会長の三つの素質/褒めて諭してトップランナーを育てる小出監督/鈴木大地と鈴木陽二、最強コンビの執念の極致/弱者に厳しく、敗者に優しい日本は間違ってる
2004年4月15日
No.83 『陰陽師・安倍晴明 その虚像と実像』 小松和彦
神話や伝説には日本の文化が凝縮されている/晴明が生きた1000年前の日本/年齢と知識を得ることで自在になった晴明/人間世界と鬼神世界に片足ずつを置くのが陰陽師/貴族の暮らしを律した平安時代の陰陽師たち/虚像・伝説としての「清明」の意味と役割/混迷する時代の闇の部分を映し出す
2003年12月15日
No.82 『生きる─極限で私を支えたもの』 小野田寛郎
与えられた使命は、「生き残る」こと/疑念─すべてが信用できない/親兄弟が捜索にきても曲げなかった信念/生きるための闘い/究極の生活用具調達法/人間って弱いな/生かしておけない!/早く死んだやつのほうが楽だったですね/日本の子どもたちを自然の森に返してやりたい
2002年1月21日
No.81 『日米野球 その違いは何か─野茂・イチローの挑戦』 佐山和夫
ボトムアップの米国、トップダウンの日本/エンジョイの米国、精神修養の日本/自由平等の精神で誕生した野球の原型/ゲームの背後にある歴史と文化/ベースボールVS野球/日本人初のプロ野球選手・ミカドの正体/歴史的な違いがつくる本質的な違い/イチロー選手と新庄選手になぜ期待できるのか/投手を攻撃的にした野茂投手の功績
2001年5月25日
No.80 『これからの日本の進路─日本再生のシナリオを他の先進国に学ぶ』 中西輝政
日本経済を支えた背景の異変/歴史のリズムと不思議に一致する地質学的周期/優位性が弱点になるのが転換期/歴史は繰り返す─なにが、どう変わらないのか/不調期の先進国を襲う「先進国病」/先進国が一様にたどる興亡の歴史/先進国の歴史と智恵に学ぶ
2000年10月10日
No.79 『これからの日本経済』 原田和明
安定成長持続の公算大のアメリカ経済/眼前の課題は中国の元の切り下げ/日本経済の三つのシナリオ/短期的視点からみた日本の課題とその処方箋/日本の将来展望と三つのシナリオ/日本の経営環境を変革する四つの大波
1999年10月5日
No.78 『人間の都合・自然の都合』 佐野藤右衛門
満月にむかって花をつける京都の桜/東山のヤマザクラはなぜ消えたのか/自然の摂理に生きる日本の桜/わが世の春を謳歌する「クローン桜」/日本の春の山を個性で飾るヤマザクラ/ソメイヨシノが変えた日本の風景/祖先の智恵は継承せんとあかん/姥桜こそ美しい
1999年8月20日
No.77 『日本人の発想・外国人の発想』 加瀬英明
民族性と文化が特徴づける外交政策/固有の文化が豊かな日本のパワーと憂鬱/「ファミリー」の中国・韓国、「パブリック」の日本/宗教とともに行動し、暮らしている日本人/古代人の魂を抱き続ける日本人/同じ轍を踏むことなかれ
1999年8月5日
No.76 『可能性への挑戦』 室伏重信
ハンマー投げ一筋に生きた二六年間/自らが高まることの喜びと幸せ/強い刺激を与え、順応させることが体を鍛える/自らを高めようと努力する一流アスリートたち/ハンディを乗り越えて限界に挑戦する/オリンピックへの夢をいだいた順風満帆の時代/先輩とライバルとの出会い、そして苦闘の日々/原点に戻る─三八歳で自己新記録
1999年7月10日
No.75 『祇園祭と京都の文化』 真弓常忠
一か月にわたってつづく八坂神社の祭礼/町衆や職人の心意気と技術を結集した祇園祭/能とともに発展してきた山鉾/鉾の上で開かれたお茶会/こぞって祇園さんの氏子になった室町の町衆たち/祇園さんと室町、丹後が歩んだ共存の歴史/祭りは社会的統合の装置/諸宗教が融和する祇園祭/祭神は、素戔嗚尊か牛頭天皇か
1999年6月30日
No.74 『癌は克服できるのか』 岸田綱太郎
人間の抵抗力は癌細胞の成長をも抑える/癌に挑む人間の知恵と治療の歴史/インターフェロンはどんな病気の扉も開く万能の鍵/癌細胞を食い殺す食細胞/インターフェロンでNK細胞を元気づける/免疫力を低下させるストレス/人間の免疫力を最大限に引き出すイフナンク療法/告知と生活環境の改善は、癌克服への近道
1999年3月30日
No.73 『ルポライターの眼─日本列島を歩いて』 足立倫行
独自の視点で勝負するルポライター/日本人墓地が語る日系カナダ移民の裏の歴史/「海」と「川」のための「山」の植樹運動/森に火を放つアボリジニの知恵と若草山/話を聞いてほしい若者・話したくない「時代の子」/処女作は『人、旅に暮らす』/日本海のイカ釣り船から時代の骨格をみる/ボランティアたちが示唆する21世紀の市民の姿
1999年3月1日
No.72 『やさしい街 やさしい人』 石井めぐみ
障害ってどういうこと?─1週間後に知らされた現実/私が、優斗を健常児にしてみせる/優斗を連れて、日本各地を飛び回った1年間/ぼくは健常児になるために生まれてきたんじゃない/子どもを育てる喜びはおなじ/たがいが一歩近づくことで、人のつながりが生まれる/ほんのちょっとの興味と勇気で、街は変わる
1998年10月30日
No.71 『環境と経済─ごみ問題から地球温暖化問題まで』 植田和弘
「人間中心主義」から「自然と人間との共生」の思想に/自然破壊、環境汚染、アメニティ破壊/一人よがりがもたらす将来への禍根/「環境破壊の20世紀」からの再出発/経済大国日本が引き起こす「環境汚染の玉突き現象」/公共事業がなぜ環境破壊を引き起こすのか/環境規制が促した技術革新/一人ひとりが身近な問題から改める
1998年10月5日
No.70 『生と死を見つめて』 柏木哲夫
ホステスとホスピスの共通点は「親切なもてなし」/100パーセントの確率で起こる「死」に備える/延命中心の医療から、苦痛の緩和を中心とした医療へ/「生命」は終わっても、「命」は永遠に生きつづける/末期の患者さんのQOLを高める五つの要素/自分らしい人生をまっとうするお手伝い/心をこめた「おもてなし」が患者さんに力を与える/特注の太鼓判が大活躍/患者さんの最期の「命」を輝かせるために
1998年9月18日
No.69 『紙文化の中の日本と世界』 伊部京子
空間を華麗に飾る和紙と日本文化/世界最先端の紙文化を開花させた中世の日本/森の恵みの活用を忘れてしまった日本人/紙漉きの伝統をいまに継承する400軒/可能性がますます拡がる木と紙/森林資源保全のための五つの要素/森林産業の隆盛が人と地球環境を守る/日本なはぜ温室効果ガスを抑制できないのか/自然を素材にした暮らしの道具には普遍性がある
1998年8月31日
No.68 『中国人とユーモア』 井波律子
乱世が研ぎ澄ました中国人のユーモア感覚/自由でおおらかな生きざまに秘めた七賢の暗黙の批判/奇抜な生き方は、乱世を生き抜く智恵か苦肉の策か/不透明な時代を懸命に生きた貴族たちが花咲かせた文化/立身出世に固執せず、余裕に満ちた生き方を楽しむ/逆境にあるからこそ、楽しみを見つけて生きる/強靱なユーモア精神はいまも健在
1998年6月25日
No.67 『京のわらべ歌─京都の人々の暮らし』 高橋美智子
わらべ歌を残した原動力は京都人としての誇り/琴や三味線の稽古歌にもなった京わらべ歌/うたい継がれて洗練される歌、淘汰される歌/舞妓さんが舞う『蓮如さんの子守歌』/時を超えて京の暮らしを伝える歴史の生き証人/躾や道徳、子どもの教育をも担う/子どもたちに地理を教えた「丸竹夷二押御池」
1997年4月30日
No.66 『物語の出来るまで』 山田太一
物語にふりまわされる現実の悲劇/質よりも量に価値を求めるテレビ業界/変わらない「物語」と、変わりつづける「現実」/合理的で論理的なドラマはつまらない/現実は人それぞれにちがう/「自分にとっての現実」を主張しよう/物語をとおして現実の自分を見つめる
1997年3月30日
No.65 『人間という動物─明日を考えるために』 日高敏隆
人間という動物は、ネコやイヌとどう違うのか/人間とは、直立二足歩行する類人猿/肉を食べるために裸になった人間/学習することを遺伝子にプログラムされた動物たち/学習プログラムがうまく機能しなくなった人間社会/赤の女王説─なぜ世の中にオスとメスとがいるのか/嘘という創造的行為がもたらす新しい喜び
1997年10月30日
No.64 『人生めぐり逢い─映画から聞こえてくる真実の言葉』 水野晴郎
きみの瞳に乾杯─青春の思い出を刻み込む映画/生きる勇気と意志、創造力を与えてくれる映画/自らの台本で人生をステキに演じる俳優さんたち/「人と人との真心を信じたいと思います」という言葉/希望と勇気をもって努力する心/悪いのは人間か、それとも猿か/人生を正面からみつめて生きてゆく兄妹
1997年10月20日
No.63 『私の見たもうひとつの日本』 ジェフ・バーグランド
インディアンの部族を超えたあいさつの言葉「ハウ」/土地も自然もみんなのものと考えたインディアン/ものの見方を変えれば人生も変わる/「外人」のぼくの心に共生する「日本人」の気持ち/笑いがつくる人間関係は、民族や文化を超える/とまどった「日本」と魅かれた「日本」/本物に出会うことで生まれる感動/物にもまた魂が宿ると考える日本人/あいさつで成りたつ地域の人間関係
1997年9月19日
No.62 『王朝のいろ・にほひ・おと─源氏物語にみる人と自然』 中井和子
自然を主人公にする日本人の思想と言葉/源氏物語は「そっくりさん物語」/三人の美しい女性を紫色で統一した紫式部/藤壺を思う一途さが光源氏に遍歴を重ねさせる/春夏秋冬の御殿で表現する花と女の世界/「花の美しさ」を紫の上の一生で表現する
1997年8月8日
No.61 『未知への航海』 堀江謙一
海のうえで、情報とコミュニケーションを考える/霧の向こうのアメリカ大陸/サンフランシスコへは、金門橋をくぐって/三つのものをもたずに到着した日本の青年/「太平洋ひとりぽっち」をいつも心の原点に/恐怖心という名の安全装置/冒険心は人間の本能
1997年7月15日
No.60 『縄紋人・弥生人と私たち』 佐原 真
「制服制帽姿」の私たち日本人の外観/日本人の祖先たちの暮らしの軌跡をたどる/縄紋人と弥生人の身体の特徴から系譜を探る試み/DNAや酵素、血液などから系譜を探る試み/三内丸山遺跡の過剰評価がもたらす危険性/加茂岩倉遺跡の銅鐸からなにが読みとれるか/殺された縄紋人は、10人たらずしかいない
1997年7月10日
No.59 『暮らしのなかの環境問題─ほんとうの豊かさとはなにか』 郡嶌 孝
大量消費のうえに成りたつ「豊かさ」の限界/日本の省資源・省エネ運動の功績と弊害/ゴミにまみれた生活に「豊かさ」を感じる貧しさ/女性の社会進出が経済構造を変える/退職した男は「粗大ゴミ」、就職難の女は「不燃ゴミ」/まっ白なトイレット・ペーパーはほんとうに必要か?/「リサイクルすれば得をする」というしくみをつくる
1997年4月21日
No.58 『脳とこころ』 養老孟司
脳が消えれば世界はなくなる!?/一目惚れをくり返す人間と食わず嫌いのネコ/公平であることの不公平/この世の現実は一つではない/「ああすればこうなる」の原則に縛られている都市社会/身体の具合が悪ければ、身体にきいてください
1997年4月15日
No.57 『日常生活の中のバイオテクノロジー』 木村 光
人間の暮らしに貢献する微生物たち/開発が進むバイオ製品の数々/家畜に利用されている技術は人間にも応用できる/遺伝子組み換えの鍵は生物共通の遺伝暗号にある/遺伝子が引き起こす疾病/安全な暮らしを確保するために
1997年3月31日
No.56 『主婦として、詩人として』 青木はるみ
元気と希望をもらった「第一六回世界詩人会議」/心のアンテナを敏感にしていられる自分が嬉しい/現実を見据えて書く詩/理想と現実こきまぜて/心の井戸に浮き沈みするもの/自分のなかには百点満点の自分がいる
1997年3月19日
No.55 『冷泉家の和歌と年中行事』 冷泉貴実子
日本人の季節感と行事をぶち壊しにした太陽暦/春の思い出と秋の気配を夏に歌った祖先の願い/草、宿る露、すだく虫に生きる喜びをみつける日本人/水に星を映し、恋歌を交わして心を遊ばせる七夕/聞かずとも鹿の鳴き声を知る日本人の情感/伝統を捨てないかぎり近代化はないと考えた人びと/「バチあたる」で守ってきた冷泉家の文化財
1996年11月25日
No.54 『日本人はどこから来たのか』 埴原和郎
日本人をめぐる七つの謎/縄文人はいつ、どこから日本にやってきたのか/二重構造のはじまり/日本人には二つのタイプの顔がある/アイヌの人びとの祖先/イヌ、ネズミ、ウイルスの分布にも二重構造がある
1996年11月15日
No.53 『京都と芸能』 露の五郎
落語も歌舞伎も京から下った上方文化/噺家とか咄家とよばれるほうがうれしい落語家/噺家の元祖・露の五郎兵衛/三五〇年の歴史と伝統の「たいらばやしか、ひらりんか」/日本の芸能のほとんどを誕生・確立させたんが京都/顔見世、なんべん行きはりました?/京都の仮設スタジオから初めてラジオ放送した春団治
1996年10月30日
No.52 『芝居づくりの楽しさ』 如月小春
演出家という仕事の醍醐味と快楽/芝居見物がステータスを保証するヨーロッパと江戸時代の日本/芝居小屋では「美しいものがいちばん偉い」/パワフルでタフネスな女子大演劇部/ワクワク、ハラハラ、ドキドキ、びっくりの世界/心と身体を着飾って芝居に出かけよう
1996年9月30日
No.51 『世界の山々をめざして』 田部井淳子
鍛え抜いた肉体をもつことが中年の最高のおしゃれ/美しい自然のために持ち帰った南極大陸のお土産/自分の歴史をうんと豊かにしたい/前向きな意志があれば女だって世界最高峰に登れる/日本人って美しい地球を汚すこころの貧しい国民?
1996年7月30日
No.50 『気候が変える文明』 安田喜憲
人類の叡智と技術力が農耕社会を成立させたのではない/環境悪化と冷害、共産主義の崩壊が歴史観を変える/氷河をボーリングして判明した一五万年間の気温変化/「ノアの方舟」が伝える五〇〇〇年前の気候変動/気候変動がアニミズムから一神教へと転換させた/寒冷化すると民族が移動し、巨大な墳墓が建設される/寒冷化すると南に、温暖化すると北に目を向けた世界史/暖かくなると価値観は多元化し、寒くなると収斂する
1996年5月20日
No.49 『江戸の粋と町衆文化』 杉浦日向子
弱体化した武士と経済力をつけた町人/上方の資本と平等思想が育んだ江戸文化/コンプレックスから生まれた江戸ブランド/京の五色・大阪の三彩・江戸の一色/裏長屋は江戸っ子たちのベッドルーム/「江戸前」も、もとをただせば上方生まれ
1996年3月11日
NNo.48 『夢を描く』 永田 萠
夢にあらわれたおじいちゃん/庭で大木に育った白いモクレンの想い出/目に見えないものも伝えるイラストレーション/人の心をのどかに、豊かにすることが天職の絵描き/夏目漱石の絵描きへの挑戦状/漱石先生、私のイラストレーションでよかったですか/人は、人を幸せにするために生まれてくる/目に見えないものこそが人の世では大切
1995年10月30日
No.47 『「行」に生きる』 酒井雄哉
典型的な落第生が戦場で味わった挫折感/期が熟したときにはじめて開けた道/行しかないと決心させた「常行三昧」/いまを一所懸命に生きなければあしたはない/心で感謝し、口で唱え、身体で行動する/手を合わせて祈る気持ちは世界共通
1995年10月25日
No.46 『精神的危機と現代人の対応』 野田正彰
フロイトが概念化した「心の傷」/精神医学の進歩をもたらした戦場の恐怖/ベトナム神経症者の心の傷跡/精神医学を軽んじてきた日本の社会/心に傷をおった人たちの三つの基本的症状/傷ついた人に、私たちの社会はなにをしてきたのか/他人を傷つけまいとする態度が人間関係を希薄にする
1995年9月11日
No.45 『東アジアの文化交流史─朝鮮通信使と日朝友好の歴史』 李 元植
遺物が語る東アジア三〇〇〇年の交流史/東アジアの知恵の産物─漢字、かな、ハングル/悲しい歴史を背景にした朝鮮通信使の派遣/日本の儒者たちが舌を巻いた洗練された文化/お土産はトラの皮一〇〇枚とニンジン一〇〇斤/中国・韓国・日本がともに共有する「徐福」伝説/通信使と接触した江戸の文人たち/東アジアの母、中国は二等辺三角形の底辺
1995年6月5日
No.44 『都市生活の将来を考える─耐震性と色とかたちをとおして』 加藤 力
大震災を教訓に都市づくりを考える/危険な家具を安全にするデザインと工夫/先人の暮らしの知恵に学ぶこと/景観の善し悪しをどう判断するか/京都にふさわしい色・ふさわしくない色/ペンキの色を変えるだけで、まちは変わる/ふさわしい色の判断は、知識しだいで変わる/「道」を基本にまちを考える京都人
1995年5月1日
NNo.43 『地球の緑を考える─砂漠の緑化体験から』 竹内芳親
拡大しつづける砂漠と、やがて訪れる人類の食糧危機/自然の摂理を失った人間の行動が砂漠化を招く/日本の砂丘地農業の技術が砂漠を緑化する/作物も点滴で大きく育つ/野ざらしメロンと箱入りメロン/おいしいメロンをつくるための国際電話回線
1995年4月20日
No.42 『古都の四次元』 宮崎興二
和尚の額を割ると、仏さまが現れる/四次元人は三つ目で三本足、おまけに指は七本もある/四次元世界を身近な存在として理解していた日本人/三本足のミミズクがシンボルマークの日本の首相官邸/絵の中の舟に乗って逃亡した天才絵描き/四次元空間を記述している『古事記』/京都は四次元人や五次元人の巣窟
1995年2月10日
No.41 『中央アジアの古代語を考える─シルクロードの文書から』 庄垣内正弘
チュルク語圏の下層に拡がる中央アジア古代語/辞書なくして古代語を解読する方法/モンゴル文字、満州文字に受け継がれたウイグル文字/「果汁」と読むか、「脳の水」と読めばよいのか/解読による新しい発見とその価値/九〇年ぶりに解読できたスタインの遺品/日本以外にもあった漢文訓読法
1995年1月30日
No.40 『世界のお米と日本のコメ政策』 辻井 博
安いお米の増産に邁進してきたタイ/ダンピング輸出で対抗するアメリカ/「平成コメ騒動」で露呈した世界のコメ市場の特性/「緑の革命」が引き起こしたアメリカとタイの輸出競争/日本のコメ輸入がアジアの国ぐにに及ぼした影響/価格と供給の安定がアジア全体の利益につながる
1994年10月20日
No.39 『地球共生圏─生物関係の多様性を探る』 川那辺浩哉
生物がともに暮らす仕組みにある地球/イワナとヤマメの「すみ分け」と「食いわけ」/異なった種類でも同じ目的をもつ魚は仲良くなれる/単純ではない生物間の損得勘定/なぜ、「生物多様性条約」なのか/学習によって医薬品の生産をはじめる植物/未来に引き継ぐ努力に値する生物の価値
1994年9月30日
No.38 『国際協力を考える』 蟻田 功
世界が日本をみる目はきびしい/「日本は大人か子どもか」論争/世間知らずの日本の対応/理念と原則にもとづいた議論ができない日本人/自分たちの意志で動きはじめた日本人
1994年9月9日
No.37 『共生の自然学』 森下郁子
ホタルを飛ばすためにカワニナを育てる発想/琵琶湖のアユの産卵に人が手を貸した結果/アユが竹生島の林を枯らす/サケを食べようと人工の魚道にすみついたアシカ/日本の川をもって外国の川を推しはかるべからず/生物をめぐる多様な社会と多様な価値観
1994年7月30日
No.36 『日本をとりまく国際環境とその対応』 猿谷 要
鎖国の後遺症をひきずっている日本/140年前に原型ができた日本の外交態度/振り子の日米関係史/時間と約束に厳格なアメリカ人/クジャクになった80年代の日本人/20世紀はすでに終わった/日本人が世界の人類に示しうる最大の教訓
1994年6月30日
No.35 『現代を映すテレビ・コマーシャル』 西谷尚雄
テレビ・メディアは世界を地球村にする/テレビCMは現代を呼吸する生き物/世の中の風向きでこうも変わるCM/商品開発も販売戦略も仕事にする広告代理店/天気とCMは西から変わる/CMに込めたメッセージ
1994年5月25日
No.34 『海外の“日本人”のイメージ』 横山俊夫
傍目を気にして行動を律してきた日本人/最近の「日本人イメージ改善作戦」の例/いったん定着したイメージは遺伝子のごとく蓄えられる/一九世紀に復活した一六世紀の日本イメージ/「文明国」と「さかさまの国」─矛盾した日本イメージの共存/海外の日本人のイメージとどうつきあってゆくか
1994年5月10日
No.33 『生命の物語を読む』 中村桂子
生き物の生存条件としての地球環境/人間ってなんだろう?/生き物にはプロセスという時間が不可欠/時間を無視して共通のものを探し求めた科学/すべての生き物に共通して存在するDNA/人間も大腸菌も同じ祖先から出発した/生き物の歴史を教えてくれるDNA/35億年の生命の歴史・時間のなかで考える
1994年3月30日
No.32 『国際化社会と日本人』 広中平祐
国際化のなかでの人間関係と日本人の心の役割/欧米型「法治主義」と日本流「八分主義」/日本はなぜ、曖昧な態度に終始するのか/国際化するにあたって必要な覚悟/国境を超えて個人と個人を結びつけることの意義/情報の分野で国際貢献する方法の提案/情報ネットワークは人間を公平にする
1994年1月25日
No.31 『民族問題を考える』 石毛直道
民族とはなにか─四つのあいまいな概念/興亡のダイナミズムをくり返す民族の歴史/国家と民族のズレが民族問題を引き起こす/民族問題は、世界秩序の最大の不安定要因/新しい国家と民族のあり方への模索/多民族国家に必ずなる日本の将来/異民族・異文化の理解に不可欠な情報と教育
1994年1月10日
No.30 『中国市場経済化の波紋』 塩島俊雄
なぜ、市場経済化が注目されるのか/改革・開放政策のキーパースン/社会主義市場経済がめざすもの/激しく変貌する北京/オリンピック誘致決定が政治を安定させる/所得格差の厖大な拡大が引き起こすひずみ/二一世紀に、中国は世界最大の経済大国になる?
1993年9月30日
No.29 『現代に生きる宗教の心』 ひろ さちや
「アリギリス」が問いかける生き方/四人の夫人とどうつきあうか/金持ちの義務と貧しい者の権利/布施の心の本質/仏さまからお預かりしている子どもたち/世の中が光り輝くために
1993年9月25日
No.28 『ストレスと上手につきあおう─幸せな家庭を築くために』 蜂須賀弘久
人間はそもそも真面目か、不真面目か/理屈で感情はコントロールできない/変化に気づいて柔軟に対応する努力/世の中は思惑どおりにゆかないのが原則/東洋思想と西洋合理主義の相剋の時代/「あ行の健康学」
1993年8月20日
No.27 『20世紀の思い出』 加藤周一
最初のいまわしい記憶がもたらす教訓/人間の暮らしと文化を変えた技術革新/人間を大量に殺しはじめた20世紀/量子力学が世界観・生命観を革新する/芸術・音楽・文学、そして社会的変化/21世紀に積み残す諸問題
1993年8月10日
No.26 『遺跡は訴える』 並河萬里
湾岸戦争で破壊されつくした遺跡群/じゃまになるものを壊すのが戦争/遺跡を愛する人たち/瞬間の感動を伝える喜び/過去がふくらませる夢/クローズアップされる海底遺跡/遺跡の周縁で考えること
1993年6月30日
No.25 『技術革新の与えるもの』 石井威望
情報の基本的役割と伝播する力/未知の世界を拓き、人類に夢をもたらす情報/万人を説得する画像情報の力/ヒトが人間らしく生きることの価値を問うロボット/地球環境の保全のためにも求められる技術革新/オイルショックと老いるショックを乗り越える技術
1993年4月30日
No.24 『こんな生き方もある』 佐藤愛子
未来を楽観なんかしない/西洋医学を拒否した二〇年/苦しみから逃げないで、受け止める/借金を返す意志が直木賞受賞に/善玉と悪玉のどちらが悪いか/大正生まれの女性がかかえる心の持病/年寄りならではの務めを果たしたい
1993年4月20日
No.23 『地震の災害と予知』 力武常次
世界をかける悲惨な被害/地震から逃れようのない日本/なぜ地震が起こるのか──プレート・テクトニクス理論/押し寄せるプレートが引き起こす地殻変動=地震/今後10年間に関東を中規模の地震が襲う確率/地震が多い岐阜県、滋賀県、神奈川県/地震を予知する科学技術と異変を告知する自然現象
1993年3月19日
No.22 『元禄文化にみる人間群像』 神坂次郎
8863日間日記をつけた男/日本人の生活の転換点となった元禄という時代/元禄版サラリーマンのふところ事情/刀を置き忘れる武士、盗まれる武士/今も昔も変わらない女の強さと男の試練/接待攻めの出張旅行──元禄の社用族/社会の底辺の人たちを知ることの意味
1992年11月20日
No.21 『動物社会から見た人間』 中川志郎
第二次世界大戦下の猛獣処分命令/戦争は最大の環境破壊だ/なぜ1年に4、5万種もの生物が絶滅するのか/飛び出すおっぱい──動物たちにとっての環境/生活環境の驚異/神さまになろうとしている人間──人間にとっての環境/「いただきます」の意味
1992年11月5日
No.20 『混迷する独立国家共同体』 森本忠夫
市場経済への移行がもたらした狂乱物価/バーター取り引きという名の物物交換経済社会/CISの状況がもたらす三つの恐怖/ソ連流交渉術の神髄/石油輸出国のエネルギー危機/北方四島の返還論を支える新たな資料
1992年8月10日
No.19 『文化ってなんだろう─オーケストラを取りまく音づくりの環境』 井上道義
指揮者・演奏者を取りまく環境/指揮者の役割と責任/文化の指揮者/「振り」という文化/民族と文化の普遍性を問う音楽/自ら信じることに挑戦するこころ
1992年7月10日
No.18 『健康長寿を手にする法』 西丸震哉
世界一の長寿国日本、の嘘/短命村に変えた現代文明に抵抗する具体策/薄い毒ガス室に三〇年間暮らしている現代人/いまや庶民がかかる「帝王病」/あの世ににっこり笑ってゆくために
1992年3月16日
No.17 『京文化を支えるもの』 千 宗室
平常心是道/自然とまちづくりとの調和が育んだ文化/平安京の誕生とともに始まったお茶の文化/京都の暮らしに浸透する社寺の文化/親から子へと伝えられる文化/こころが洗練させる文化
1992年2月15日
No.16 『ハイテクに囲まれている私たち』 唐津 一
日本の技術なしには語れない湾岸戦争/0.3%の面積に0.5%の人口が住み、17%の経済活動を行う社会/技術開発で成功する三つの基本/100分の1ルールでコストは下がる/ホームランバッターとアベレージヒッターの違い/自滅するアメリカ/日本式経営は普遍性をもってきた/機械に対する考え方の差は文化の違いに起因する
1992年1月25日
No.15 『都市の歴史的価値』 吉田光邦
工業都市への脱皮の努力とその破綻/外を向いてつくられる日本の都市/ヨーロッパの歴史に対する執念/歴史的価値を再利用する試み/企業哲学に歴史を織り込むアメリカ/歴史的景観の新しい価値の創造/京都をディズニーランドに
1991年8月25日
No.14 『新・京都策──都市再生の歴史と明日への提言』 西川幸治
再開発と脱皮をくり返した京都の人と歴史/廃都の危機を乗り越えた明治の京都策/新種の開発に不可欠な原種の保存/木の文化を再考するセンターの提唱/南に羅生門を復元して都市文化研究センターに/京都を文化の発信基地とするために
1991年6月25日
No.13 『地方文化の創造性──グローバルに考えローカルに行動せよ』 平松守彦
地域構築の時代/ローカルにしてグローバルを目指せ/創意工夫・自主自立の精神を基本に/人づくりとしての文化運動/世界を駆ける「一村一品運動」/ハイテク技術を地域に取り込む/豊かで幸せな福祉社会をつくるために
1991年4月25日
No.12 『京都は永遠都市か』 森谷剋久
都市への不信と矛盾/古代都市の成りたちと変容/都市の矛盾を放置した工業化社会のツケ/歴史都市と博物館都市の差/平安京の誕生と盛衰/京都を蘇生させた足利氏と町衆/秀吉の京都大改造/遷都がもたらした危機/疎水建設を契機にした京都の近代化/オールド京都とニュー京都
1991年2月25日
No.11 『こころの時代と京都』 山田恵諦
導き、導かれる人の因縁と時機/人のためにという願いが育む/先祖の心持ちを現代に活かす/ものごとの原点を知るべし/京都の心を失わないための心の運び方/京都人に背負わされた永遠性という因縁
1991年1月25日
No.10 『音楽と生活』 團 伊玖磨
疑問からはじまった私の音楽/山田耕筰先生との出会い/ヨーロッパ音楽は教会で育まれた/フランス革命が生んだ演奏会/個人の身体にはいりこんでいく音楽/雅楽が解体されて誕生した日本のソロ楽器/三味線の歴史と邦楽/「うたもの」の国、日本/日本の音楽の悲劇/あすをよりよく暮らすための音楽
1990年12月25日
No.9 『死と向かいあう人生──映画づくりにかける人びと』 五社英雄
ふきつな前兆/死を眼前にした生還/生きたいがために病気を隠した夏目雅子/運命と知って死と対峙した生きざま/自ら死を選んだ三島由紀夫/三島さんの切腹事件前後/映画を核に京都に新しい息吹を/いつも失敗作だと思っているから生きられる
1990年12月10日
No.8 『テクノロジーの時代における宗教』 平田精耕
「こころ」と「わざ」/ファミコンと青少年の犯罪/煩悩無尽/瞑想のホテル/自然体系を崩す科学技術/仏教が国際社会で果たすべき役割/禅とキリスト教の共同生活/われ、ただ足ることを知る
1990年11月26日
No.7 『女優の生き方』 和田 勉
タバコは健康にいい!?/「水戸黄門」はニュース番組/明るい、ルンルン、元気印の罪/「タレント」はなんでもやりたい/「役者」はなにかをやりたい/男は「役者」、女は「タレント」/女が「役者」になる以外にない/山崎努、メジャーに変身/ぼくがやりたいこと
1990年9月25日
No.6 『藤ノ木古墳被葬者のナゾ』 黒岩重吾
被葬者を三〇年の幅で推定する現状/謎の時代のパワーバランス/斑鳩を支配していた豪族は無視できない/物部の時代の到来と大伴の失脚/軍事氏族・物部の対挑戦政策/物部と蘇我の対立の原因は仏教問題か/皇位継承が火をつけた物部対蘇我の対立/被葬者は物部氏、なかでも大市御狩か/崇峻あるいは穴穂部皇子の可能性/被葬者と出土品を考えれば、追葬の可能性が大/追葬ならば崇峻あるいは穴穂部、そうでなければ大市御狩
1990年8月25日
No.5 『最初の一歩 最後の一歩』 水野彌一
アメリカンフットボールへの道/最初の一歩──勝てると思ってやれ!/スポーツは科学だ/個性を知るために練習する/なにがベストかを考えながら取り組め/理性的、客観的、合理的であれ/最後の一歩──とことんやれ!
1990年8月10日
No.4 『激動の国際情勢を読む』 山室英男
歴史を動かす個人の力/政治局批判勢力の存在/ゴルバチョフのキーワード/親米派ソ連軍人・親ソ派米軍人/個人の重要性と偶然の役割を強調していたマルキシズム/中ソの北京会談が引き金になった東欧の自由化/相互扶助から個人化が歴史の流れ/東欧情勢に学ぶ
1990年6月25日
No.3 『京ことば 京の習わし』 大村しげ
冬至と「果ての二十日」/京のお雑煮/骨正月/お年越し/お釈迦さんのはなくそ/毎月の決まりごと/おばんざいの由来/おばんざいを見直す
1990年6月10日
No.2 『列島を結ぶ超高速鉄道網─リニアネット21』 天野光三
新幹線──歴史はくり返す/なぜリニアモーターカーが必要なのか/日本の国土には鉄道網が適している/「拡都」を考える/お粗末な日本の空港事情/東京の繁栄はいつまで続く?/リニアモーターカーの技術で日本は世界に貢献を
1990年5月25日
No.1 『国際化を考える』 矢野 暢
降りかかった国際化/民族の固有文化を尊重する/国際化とはなにか/開国と鎖国のメンタリティ/内なる国際化/共生の論理/心の国際化/よりよい日本人に
1990年5月10日
シリーズ・定期刊行物
- ◆ 冊子
- 『オムロン京都文化フォーラム』
(1990年No.1~) - 『オムロンけいはんな文化フォーラム』
(1995年No.1~) - ◆ 広報誌
- 『紅萠』 (18号~)
- 『地球研ニュース』 (16号~)
- 『京都会議』 (0号~16号)
- 『京都経済同友会会報』
(1987年No.126~) - 『るりびたきーー桂坂ニュース』 (1号~)
- 『京のみどり』 (1996年No.1~)
- 『八坂ーー祇園の社へのいざない』
(1998年No.1~) - 『地域研ニュース』 (1995年No.1~)
- ◆ 学術誌
- 『安寧の都市研究』 (1号~)
- 『Endocrine Journal』 (Vol. 56, No. 3~)
- 『水資源・環境研究』 (No. 6~)
- ◆ オピニオン誌
- 『どすねん』 (No.0~7)
- ◆ 外国語またはバイリンガル
- 『地域研オケーショナル・ペーパー
JCAS OCCASIONAL PAPER』
(No.1~12 No.14~) -
仕事一覧
- 書籍
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- 学術誌
- 広報誌
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- 外国語またはバイリンガル
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